【都】都市伝説:ツチノコ
ツチノコってほんとにいるの?幻のヘビ型UMAの正体
レイジ「なあ…ツチノコって結局なんなんだよ。昔から聞くけど、正体がはっきりしないじゃん。ヘビなの?妖怪なの?」
ハルカ「あ、いいじゃん、今日はツチノコをテーマに語っちゃおっか!」
ミヤコ「そうね、ツチノコは日本の未確認生物(UMA)の中でも特に有名な存在。地方によっては“ノヅチ”って呼ばれることもあるのよね」
レイジ「UMAって…アメリカのビッグフットとか、ネッシーとかの仲間?」
ハルカ「そうそう、Unidentified Mysterious Animal!ツチノコは、その日本代表みたいな存在なんだよ!」
ミヤコ「でも、実はツチノコの目撃例って、何百年も前から日本中にあるの。奈良時代の書物にも似た記述が残っていたりする」
レイジ「そんなに昔から!? え、じゃあガチの妖怪ってこと?」
ハルカ「その可能性もあるけど、UMAって言われるようになったのは昭和になってからなんだよね。特に1970年代のブームがすごかったの」
ツチノコの特徴って?意外と細かく記録されてるぞ
ミヤコ「まずツチノコの見た目について。多くの目撃証言によると、体長は30センチから80センチくらい。普通のヘビより太短くて、特にお腹の部分が膨れてる形って言われてるの」
ハルカ「で、最大の特徴はその胴体の太さ!まるでビール瓶が胴体に入ってるかのようなポッコリした形で、しかも異様にジャンプ力があるって話」
レイジ「ジャンプ!? ヘビが!? それってもうヘビじゃなくね?」
ミヤコ「普通のヘビは体をくねらせて前に進むけど、ツチノコは“体を丸めてバネみたいにジャンプする”って言われてるの。しかも、前にジャンプしたと思ったら、次の瞬間に後ろにもジャンプするっていう矛盾した目撃証言があるの」
レイジ「それどんな生き物だよ!完全に物理法則ぶっ壊れてるじゃん!」
ハルカ「さらに、ヘビなのに“声を出す”って証言もあるよ。『チー』とか『ジー』とか、ネズミみたいな鳴き声だったって人もいれば、喋ったって言ってる人もいる!」
レイジ「それ、もう妖怪じゃん…」
ミヤコ「そういうところが面白いのよね。科学的な説明がつかないから、余計に興味を引く」
昭和のツチノコブームと懸賞金の裏側
ハルカ「1970年代後半、日本はツチノコブームで沸いたんだよね。TV番組とか新聞でも取り上げられて、みんなが“ツチノコ探し”に熱中したの」
レイジ「なんか、ポケモンのリアルバージョンって感じだな」
ミヤコ「確かに、ある意味そうかもしれないわね。実際に多くの自治体や企業が『ツチノコ捕獲に成功したら賞金◯◯万円!』って懸賞金をかけて、町おこしにも使っていたのよ」
ハルカ「高いところでは賞金1億円!って言ってたとこもあったんだよ!すごくない?」
レイジ「マジで!? それならオレも探しに行くわ!」
ミヤコ「でも、残念ながら今まで“本物”とされるツチノコは一匹も捕まってないの。目撃情報は多数あるけど、証拠となる映像や写真も決定的なものは一切なし」
ハルカ「つまり、ツチノコは“見られてるけど捕まえられない幻の存在”ってわけ。まさに都市伝説の王道パターン!」
実際にあった“ツチノコ騒動”の真相とは?
レイジ「で、実際に騒ぎになった事件ってあるの? ただのネタじゃなくてさ」
ミヤコ「いくつかあるの。例えば1994年、兵庫県宍粟市で“ツチノコらしき生物”が捕獲されたってニュースになった事件があるの」
ハルカ「新聞とかでも大きく取り上げられて話題になったけど、専門家の鑑定で“アオジタトカゲ”っていう外来種だったことが判明したんだよ」
レイジ「うわー、なんか夢がない…」
ハルカ「でもさ、ツチノコってアオジタトカゲに似てるって言われてるから、見間違いが多いのも仕方ないんだよね」
ミヤコ「他にも“脱走したペットのヘビが変異した”とか“古代種の生き残り説”なんてものもあるの」
レイジ「つまり、ぜんぶ見間違いってこと?」
ミヤコ「そうとも言い切れないのよ。科学的に“見間違い”だと説明できる例はあるけど、“何かを見た”っていう人たちの証言も、それなりに信憑性があるから」
ハルカ「真実はひとつじゃないってやつだね!」
ツチノコは妖怪か、古代の記憶か?
レイジ「てかさ、ヘビっぽくて、変な声出して、ジャンプするって…もはや妖怪じゃん?」
ミヤコ「そう言われるのも無理ないわ。実際に江戸時代の妖怪図鑑『百鬼夜行絵巻』にも、似たような姿の存在が描かれていたりするの」
ハルカ「たぶん当時の人は、何か珍しいヘビかトカゲを見て“これはただの動物じゃない”って思って、そこから話が膨らんだんだと思うよ」
ミヤコ「口裂け女やカシマさんと違って、“ツチノコは殺しに来る存在じゃない”のもポイントかもね。恐怖というより、謎への好奇心を刺激される系の都市伝説」
レイジ「でも、UMAってことで言えば、もしかして…ほんとに古代の生物の生き残りかもしれないって考えは…」
ハルカ「あたしもそれワクワクする!たとえば恐竜時代のトカゲとかがひっそり進化して残ってるとか!」
ミヤコ「実際、シーラカンスも“絶滅したと思われてた魚”だったし、ツチノコもどこかの山奥にひっそり生きてるかもしれないわね」
ツチノコが生き残る理由:時代に合った謎
ハルカ「てかさ、ツチノコって今の時代でも全然話題になるよね。Twitterとかで“見た!”とか話題になることあるし」
レイジ「今どきの中学生とか小学生も知ってるのかな?」
ミヤコ「意外と知ってる子が多いのよ。たとえば、ゲームとかアニメにも出てくるから。ポケモンの“ノコッチ”とか、“けものフレンズ”のツチノコとかね」
ハルカ「あと、地元のゆるキャラにもなってるし、“愛されUMA”って立ち位置が強いよね」
レイジ「確かに、口裂け女とかは子ども泣かせるけど、ツチノコは“なんか可愛い”ってイメージあるわ」
ミヤコ「だからこそ、いつまでも人々の記憶に残って、都市伝説として生き続けるのかもしれないわね」
正体不明のまま残る価値
レイジ「結局さ…ツチノコって、本当はなんだったんだろうな」
ハルカ「正体なんてわかんなくていいんじゃない?それが都市伝説の面白いところだし」
ミヤコ「ツチノコっていうのは“人が何かを信じたい”って気持ちの象徴なのよね。“もしかしたらいるかもしれない”っていう希望」
ハルカ「あとさ、あたし思うんだけど、ツチノコって“人間の記憶のズレ”や“誤解”が作り出した生き物なんじゃないかな。そう考えると、実在しなくても意味があるよね」
レイジ「見間違いとか、勘違いとか、あとから記憶が塗り替えられたとか?」
ミヤコ「うん。人間の脳って意外と不確かだから、そういう記憶のズレが都市伝説を作ってるっていうのも、大いにあるのよ」
ハルカ「でも、それでも“ツチノコを見た”って証言がずっと続いてるのはすごいことだよ。人間の文化って感じ」
レイジ「そっか…。じゃあ、オレがツチノコ見つけたら、都市伝説の歴史を塗り替える存在になれるわけか」
ハルカ「やる気あるじゃん!じゃあ今度の週末、山にツチノコ探し行こうよ!」
レイジ「ちょ、さすがにそれは冗談だよな?」
ミヤコ「決まりね。言い出しっぺのレイジは虫よけスプレーと懐中電灯、あと、この時期だから日焼け止めも忘れずにね。」
レイジ「だからなんで毎回そうなるんだよおおおおおおお!」
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