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【都】都市伝説: 携帯電話の呪縛

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スマホに潜む 現実 と 都市伝説 の交差点 レイジ「なあハルカ、携帯電話の呪いの都市伝説の話って聞いたことある?」 ハルカ「うん!もちろんあるよ!番号かけると呪われるとか、変なメッセージが届くとかでしょ?」 レイジ「そうそう。090-4444-4444とか、あと海外の話とかもあるじゃん。オレ、深夜にスマホ見るのちょっと怖くなったんだよな」 ミヤコ「それ、いわゆる“携帯電話の呪縛”ってやつね。都市伝説の中でも広がりやすくて、人間の不安心理とテクノロジーが結びついた典型なの」 ハルカ「やっぱりミヤちゃん、詳しい~!ちょっと深堀して教えてよ」 “死の番号”090-4444-4444とは? ミヤコ「まず日本で一番有名なのは、“090-4444-4444”って番号。『死死死死』って数字が並ぶから、縁起悪いって言われてきた番号ね」 レイジ「なんか昔、かけたら変な声が聞こえたとか、すぐに死んだとか言われてたよな」 ハルカ「しかもその番号、実際にあったって聞いたよ?実在したってこと?」 ミヤコ「うん。実際にドコモのプリペイド携帯用の番号として存在してたの。その番号を使った人が次々に亡くなったって噂も広がったけど、公式に関連性があるって証拠は出ていないわ」 レイジ「でも不思議じゃん?使った人が死ぬって、ちょっと偶然にしちゃ多すぎる気がする」 ハルカ「人の噂ってどんどん大きくなるしね。たとえば誰かが不幸な目にあったとき、その人がその番号を使ってたら、それが理由って決めつけられたり」 ミヤコ「その通り。これは“因果関係の錯覚”って言われてる心理作用のひとつね。“番号を使ってた”と“死んだ”が無関係でも、並べると因果があるように思えてしまうの」 韓国版の「呪いの携帯番号」010-4444-4444 レイジ「日本だけじゃないんだよな。オレ、韓国にも同じような番号あるって聞いた」 ハルカ「うんうん。“010-4444-4444”っていう番号でしょ?あたしネットで見た!」 ミヤコ「それも実在したの。“死亡した大企業のCEOが使っていた”とか“犯罪組織に関係があった”とか、いろんな噂が飛び交ってたわ」 レイジ「じゃあ都市伝説ってより、リアルに事件が関係してたのか?」 ミヤコ「そう見えるかもしれないけど、それも憶測が多いの。実際には、その番号が新しい人の手に渡るたびに“その人物が亡くなった”という報...

【都】都市伝説:月の裏側

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  月の裏側にあるものって何? ハルカ 「レイくん、ねえ知ってる? 月の裏側って、ずっと地球から見えないってやつ」 レイジ 「ああ、それはなんか理科で習った気がするな……月の自転と公転の周期が同じだから、地球からは片面しか見えないって」 ハルカ 「そうそう、それ『潮汐(ちょうせき)ロック』って現象なんだよ。でもね、都市伝説では“それだけじゃない”って言われてるの」 レイジ 「え、どゆこと?」 ミヤコ 「つまり“意図的に見せていない”っていう説があるの。月の裏側には、地球人にとって“知られたらまずいもの”がある、って言われてきたのよ」 ハルカ 「そう! たとえば宇宙人の基地とか、古代文明の遺跡とか、さらには月そのものが人工物って話もあるの!」 レイジ 「うわあ……怖いっていうか、ロマンあるような、なんかぶっ飛んだ話だな……」 月の裏側=宇宙人の拠点説 ハルカ 「まず一番有名なのが“宇宙人の基地がある”って説!」 ミヤコ 「この説の元になったのは、NASAの月探査計画と、冷戦時代のアメリカとソ連の宇宙開発競争。アポロ計画で人類が月に降り立ったって言うでしょ?」 レイジ 「うん、それくらいは知ってる。アームストロング船長だろ?」 ハルカ 「でもさ、それ以降、急に月に行かなくなったっておかしくない? まだいろいろ調べたいはずなのに、ピタッと計画止まったんだよ?」 ミヤコ 「だから、実は“月の裏側で何かを見つけて、これ以上は触れない方がいいって悟った”説があるの。たとえば、巨大な構造物とか、謎の物体があったって話」 レイジ 「いやいや、それなら公表されるんじゃないの?」 ミヤコ 「逆よ。だからこそ“隠蔽された”って考えるのよ。実際、NASAの写真データの一部には“黒く塗りつぶされたエリア”があったり、音声記録がカットされていたりするの。解析された画像で、ピラミッド型の構造物が写ってたこともあるって」 ハルカ 「UFO研究家たちは“月の裏には宇宙人の前哨基地があって、地球を観察してる”って言うんだよね。ネットには、月面を監視するUFOの動画もけっこう出てくるよ」 レイジ 「なんでそんな監視されてんだよ……」 ミヤコ 「それだけ人間の活動が注目されてるってことかも。地球人は危険って思われてるのかもしれないね」 月自体が人工物と...

【都】都市伝説:合わせ鏡の呪い

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  鏡合わせの呪いって知ってる? ハルカ 「レイくん、合わせ鏡ってやったことある?」 レイジ 「それってあの、鏡を2枚向かい合わせにするやつ?」 ミヤコ 「そう、それ。『合わせ鏡』とか『鏡合わせ』って呼ばれてるけど、実は古くから“呪い”とか“禁忌”って言われてるのよ」 ハルカ 「なんかさ、都市伝説とかだと“真夜中の鏡合わせはダメ”とか、“何かが映る”とか、いろいろあるじゃん?」 レイジ 「それ、マジで怖いやつじゃん…え、ほんとに呪いなの?ただの鏡だろ?」 ミヤコ 「甘く見ないほうがいいの。鏡って、もともと霊的な力があるって信じられてるものだから」 鏡は“あの世”と“この世”の境界? ハルカ 「そうそう、昔から鏡って霊が通る“門”みたいな役割してるって言われてたんだよね?」 ミヤコ 「その通り。日本でも、中国でも、西洋でも、鏡には不思議な力があるって信じられてた。たとえばね、日本神話だと“八咫鏡”っていう神様の鏡があるし、西洋でも“鏡に映った姿は魂を映す”って考えがあるの」 レイジ 「じゃあ合わせ鏡って、それを2倍にするってこと?やばいじゃん…」 ハルカ 「しかも、合わせ鏡って無限に奥に鏡の中の自分が続くじゃん?あれって“無限の世界への扉”とも言われてるんだって」 ミヤコ 「鏡を2枚向かい合わせにすると、映像が奥へ奥へと果てしなく続く。それを“無限回廊”とか“鏡のトンネル”とも呼ぶわね。でも、その途中に“自分じゃない何か”が映るって噂もあるの」 よく聞く“合わせ鏡の呪い”とは? レイジ 「でさ、実際どんな呪いがあるの?合わせ鏡やったらどうなるって話?」 ミヤコ 「よくある話だと、“午前0時に合わせ鏡を見ると、未来の自分が映る”っていう噂。でもね、それとセットで“未来の死に顔が映る”とか、“見てはいけないものが見える”って言われてるの」 ハルカ 「しかもその“見てはいけないもの”を見たら呪われるって言うよね?あとさ、“後ろに誰か立ってるのに、自分の後ろには誰もいない”みたいなヤツとか…」 レイジ 「お、おい…マジやばいやつじゃん……また夜中にトイレ行けなくなりそう」 ミヤコ 「実際、合わせ鏡は“霊を呼び出す方法”として紹介されることもあるの。たとえば、鏡の間にろうそくを立てて、“名前を呼ぶ”っていうやり方。まるで降霊...

【都】都市伝説:呪いのビデオ

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  呪いのビデオって、本当にあった話なの? ハルカ 「レイくん、ミヤちゃん!今日のテーマは決まってるよっ!『呪いのビデオ』について!」 レイジ 「うおっ、出たな……あれだろ、『リング』のやつ!ホラー映画の話だろ?DVDとかブルーレイの時代になんで今さら?」 ミヤコ 「映画はきっかけにすぎないのよ。都市伝説としての『呪いのビデオ』は、映画の前からあるの。元ネタって、意外と深いのよ」 ハルカ 「でしょ!?この都市伝説、ただのフィクションって思われがちだけど、実はモデルとか噂とか、いろいろあるんだよ!」 レイジ 「え、まじ?……じゃあ、あれって本当に人が死んだとか、そういう話が?」 ミヤコ 「そうね、真偽は別にして、ある種の『本当にあった』と言われてる噂話が積み重なって、都市伝説になっていったのよ」 「呪いのビデオ」ってどういう話?都市伝説の基本形 ハルカ 「まずさ、あたしが最初に聞いた『呪いのビデオ』って、『見ると1週間後に死ぬビデオテープ』なんだよね。ビデオ見た人が次々に死ぬやつ」 レイジ 「うわ、やめろよ……なんで見るんだよ、それ……」 ミヤコ 「ただの噂じゃなくて、それがリアルに感じられたのは、いくつかの“出どころ不明”のビデオが実際に出回ってたからなの」 レイジ 「えっ?なんだよ、それ。何が映ってたんだよ……?」 ハルカ 「聞いたことある!すっごく気持ち悪い映像が延々と流れてて、女の人がこっち見てたり、奇妙なマークとか、うめき声とかが入ってるって」 ミヤコ 「本当にあったビデオじゃなくて、誰かが作った創作って可能性もある。でも、そういう映像を“本物の呪いのビデオ”として出した人がいたのは確かよ」 ハルカ 「しかもさ、それを見た後に事故に遭ったとか、身内が急に亡くなったとかっていう“体験談”がネットに載るから、信憑性が出ちゃうんだよね」 レイジ 「うわー……もうそれ聞いたら夜寝られない……」 ミヤコ 「“呪いのビデオ”の都市伝説は、“見ただけで死ぬ”っていう最悪のパターンがあるから、人間の根源的な恐怖とつながりやすいのよ」 映画『リング』との関係とモデルとなった事件 ハルカ 「でさ、『リング』って映画あるじゃん。1998年公開のやつ!呪いのビデオの話って言えばコレでしょ!」 レイジ 「それって、貞子のやつだよ...

【都】都市伝説: ノストラダムスの大予言

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  ノストラダムスの大予言って、本当に怖い? ―― ハルカ「ねえレイくん、ミヤちゃん。今日はさ、あたしがずっと気になってたやつ、やろうと思ってて!」 レイジ「え、今日は何の話?まさか、また怖いやつ?」 ハルカ「当たり前でしょ!あたしが好きなのは、都市伝説と怖い話なんだから!今日のテーマはズバリ、『ノストラダムスの大予言』!」 ミヤコ「なるほど。1999年に世界が滅びるって予言ね。ちょっと懐かしいわ。20世紀の最後の方で大ブームだったらしいのよ、これ」 レイジ「オレ、それ名前だけ聞いたことある。でも実際には何も起きてないんだろ?」 ハルカ「そこなんだよね!なんで起きなかったのかとか、そもそも本当に予言だったのかとか、いろいろ考察されててさ。今日はそのへん掘っていくよ!」 ―― ノストラダムスって誰だったの? ―― ミヤコ「まず基本から押さえておくと、ノストラダムスっていうのは16世紀のフランスの医者であり占星術師のミシェル・ド・ノートルダムのこと。彼は詩のような形式で未来を予言する『百詩篇集(ひゃくしへんしゅう)』という本を出して有名になったの」 ハルカ「確か『1999年7の月に空から恐怖の大王が降ってくる』ってやつ、あったよね!」 ミヤコ「それが一番有名な詩。1999年の終末予言として大流行したのが、それ。でも実際の詩はもっと抽象的な表現を使ってて、直訳すると“恐怖の大王が空から来る”とは書いてあっても、世界の終わりとは書いてないのよ」 レイジ「そんなあいまいな表現で、なんでみんな信じたんだ?」 ミヤコ「時代背景もあるわ。冷戦が終わったばかりだったし、世界がどこか不安定だったの。あと、メディアも『終末ブーム』を煽ったのよ」 ハルカ「うわー、そういうのってほんとにメディアの力、デカいよね」 ―― 1999年って、何があった年? ―― レイジ「でさ、実際に1999年の7月には何が起きたの?」 ミヤコ「それが、特に何もなかった。もちろん事件や事故はあったけど、地球全体が滅亡するような出来事は一切なかったの」 ハルカ「ただ、人々の中にはめちゃくちゃ不安がってる人も多かったんだってね。『世界の終わりに備えて貯金を全部下ろした』とか、『学校辞めた』とか」 レイジ「マジで?それって予言に踊らされすぎじゃない?」 ミヤコ「だけど、当時の雰囲気ってそれくらい強烈だったの。テレ...

【都】都市伝説:ツチノコ

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  ツチノコってほんとにいるの?幻のヘビ型UMAの正体 レイジ 「なあ…ツチノコって結局なんなんだよ。昔から聞くけど、正体がはっきりしないじゃん。ヘビなの?妖怪なの?」 ハルカ 「あ、いいじゃん、今日はツチノコをテーマに語っちゃおっか!」 ミヤコ 「そうね、ツチノコは日本の未確認生物(UMA)の中でも特に有名な存在。地方によっては“ノヅチ”って呼ばれることもあるのよね」 レイジ 「UMAって…アメリカのビッグフットとか、ネッシーとかの仲間?」 ハルカ 「そうそう、Unidentified Mysterious Animal!ツチノコは、その日本代表みたいな存在なんだよ!」 ミヤコ 「でも、実はツチノコの目撃例って、何百年も前から日本中にあるの。奈良時代の書物にも似た記述が残っていたりする」 レイジ 「そんなに昔から!? え、じゃあガチの妖怪ってこと?」 ハルカ 「その可能性もあるけど、UMAって言われるようになったのは昭和になってからなんだよね。特に1970年代のブームがすごかったの」 ツチノコの特徴って?意外と細かく記録されてるぞ ミヤコ 「まずツチノコの見た目について。多くの目撃証言によると、体長は30センチから80センチくらい。普通のヘビより太短くて、特にお腹の部分が膨れてる形って言われてるの」 ハルカ 「で、最大の特徴はその胴体の太さ!まるでビール瓶が胴体に入ってるかのようなポッコリした形で、しかも異様にジャンプ力があるって話」 レイジ 「ジャンプ!? ヘビが!? それってもうヘビじゃなくね?」 ミヤコ 「普通のヘビは体をくねらせて前に進むけど、ツチノコは“体を丸めてバネみたいにジャンプする”って言われてるの。しかも、前にジャンプしたと思ったら、次の瞬間に後ろにもジャンプするっていう矛盾した目撃証言があるの」 レイジ 「それどんな生き物だよ!完全に物理法則ぶっ壊れてるじゃん!」 ハルカ 「さらに、ヘビなのに“声を出す”って証言もあるよ。『チー』とか『ジー』とか、ネズミみたいな鳴き声だったって人もいれば、喋ったって言ってる人もいる!」 レイジ 「それ、もう妖怪じゃん…」 ミヤコ 「そういうところが面白いのよね。科学的な説明がつかないから、余計に興味を引く」 昭和のツチノコブームと懸賞金の裏側 ハルカ 「1...

【都】都市伝説:赤い部屋

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「クリックしてはいけない」のその先 レイジ 「なあ、ハルカ。『赤い部屋』って知ってる?」 ハルカ 「もちろん!超有名なネット都市伝説じゃん。『あなたは赤い部屋が好きですか?』ってポップアップが出てくるってやつでしょ?」 レイジ 「そうそう、それ!なんかちょっと気になってさ。でも調べるの怖くて……。なあ、ミヤコ、あれってどういう話なんだ?」 ミヤコ 「『赤い部屋』はね、インターネット黎明期に流行った、ちょっと特異なタイプの都市伝説なの。ネットの世界特有のホラーって感じが強いわね。」 ハルカ 「インターネットならではの怖さってあるよね。現実とデジタルの境界があいまいになる感じっていうか。」 赤い部屋の基本ストーリー レイジ 「それでさ、具体的にはどういう内容なの?動画とかも見たことあるけど、いまいち全部は知らなくて。」 ミヤコ 「じゃあ整理するわね。『赤い部屋』っていうのは、一人の男の子がパソコンを使ってると、急に『あなたは赤い部屋が好きですか?』っていう赤い背景のメッセージがポップアップで表示されるの。消しても消しても出てきて、そのうち全画面に広がって逃げられなくなる。」 ハルカ 「で、そのあとにその子が部屋で死んじゃうっていうオチね。部屋の壁が真っ赤に染まってるって設定なんだよね。」 ミヤコ 「そう。メッセージが出てくると、その人は最後には死んで、部屋が“赤い部屋”になる。で、そのサイトを見た人もポップアップが出てきて……って連鎖がテーマになってる。」 レイジ 「チェーンメールみたいな感じだな……読んだら呪われる、みたいなやつ。」 ハルカ 「うん。でも当時としてはすごく衝撃的だったと思うよ。あたしも最初に聞いたとき、ネットって怖いなって思ったし。」 「赤い部屋」の起源とその広まり レイジ 「でもさ、それっていつごろ流行った話なんだ?」 ミヤコ 「1990年代の終わりから2000年代の初めにかけて、日本のネット掲示板とかFlash動画サイトで流行ったの。特に“2ちゃんねる”のオカルト板で話題になって、Flashアニメとして拡散されたわ。」 ハルカ 「Flashって懐かしい!今みたいにYouTubeとかじゃなくて、ブラウザで動くアニメみたいな感じだったんだよね。」 レイジ 「なんか昔のネットって、今よりも怖さが強い感じするな…...

【都】都市伝説:トトロの噂

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となりのトトロ都市伝説の真相と考察 レイジ 「なあ、ハルカ。昨日YouTubeで見たんだけど、『となりのトトロ』ってめっちゃ怖い都市伝説あるんだな。あれマジなのか?」 ハルカ 「あー!レイくん、ついにその話に触れちゃった?あたし、それずっと気になってたやつ!」 ミヤコ 「あら、ジブリ最大の闇とも言われる“トトロ=死神説”ってやつね」 レイジ 「それ!なんかさ、メイが死んでるとか、サツキが後を追って死んでるとか、めっちゃ怖かったんだけど…。なんであんな明るいアニメから、そんな闇が出てくんだよ…」 ハルカ 「じゃあ今回は、その“となりのトトロ都市伝説”について、どーんと深堀しちゃおうよ!ちゃんと事件とか背景も絡めて!」 ミヤコ 「そうね。事実と噂、両方見ていかないと。本当のところ、何が真実かっていう話だから」 となりのトトロ=死神説とは? レイジ 「まずさ、そもそも“トトロ=死神”ってどういう話なんだよ?」 ハルカ 「よく言われるのはね、“トトロは死神で、メイは途中で死んじゃってる”って説!」 ミヤコ 「その根拠になってるのが、物語中盤でメイが迷子になる場面。あそこで彼女は実は溺れて死んでて、池の近くで見つかったサンダルがメイのものって噂があるの」 レイジ 「うわっ…マジでか…。でも、サンダルってさ、違うってサツキ言ってなかった?」 ミヤコ 「そこがミソなのよ。“違う”って断言はしてない。ちょっとためらって、“違うと思う…”っていう、微妙な言い方をするの」 ハルカ 「そんでさ、サツキが“トトロに会わせて”ってお願いして、ネコバスでどこに行くかって言ったら…なんと!母親の病院なんだよ!」 レイジ 「ああ…そういえば、病室の窓から見てたな。でも、母ちゃんは二人に気づいてなかったろ?」 ミヤコ 「そこもポイント。母親には“サツキとメイが木の上にいる”ように見えてるんだけど、それは幽霊になったからじゃないかっていう説もある」 影がない?=幽霊の暗示 ハルカ 「あとね、都市伝説で有名なのが、“途中から二人に影がない”ってやつ!」 レイジ 「えっ、マジで? そんな細かいとこ、全然気づかなかったわ」 ミヤコ 「影の描写はアニメでは基本なの。でも、サツキとメイがネコバスに乗った後のシーンでは、なぜか影が消えてるっていう考察があるの」 ハ...

【都】都市伝説: かしまさん

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  かしまさんって何?名前の由来と都市伝説の基本 ハルカ「ねえねえ、今日は『かしまさん』の話しようよ!知ってる?」 レイジ「……ああ、もう怖そうな感じしかしないけど。名前だけは聞いたことある。女の人の幽霊なんだよな?」 ミヤコ「そう。『かしまさん』っていうのは、日本の有名な都市伝説のひとつで、たいていは“下半身のない女性の霊”って説明されることが多いの。正式名称は“カシマレイコさん”っていう場合もあるのよ」 ハルカ「カシマレイコ……名前に意味あるの?」 ミヤコ「あるわよ。“カシマ”っていうのは『カ(仮)・シ(死)・マ(魔)』を組み合わせた言葉だって言われてて、“仮の死の魔物”っていう意味になることもあるわね。あと、もうひとつ有名なのは、陸軍の施設があった“鹿島”っていう地名との関連。つまり戦争とつながる話になってるの」 レイジ「戦争?それって都市伝説っていうか、けっこう重い話じゃん……」 ハルカ「都市伝説って意外とそういうの多いよ。現実の出来事とか、事件とかにひもづいててさ。それでどんどん怖くなるの」 ― かしまさんの基本ストーリーとよくあるパターン ミヤコ「一番よく知られてる『かしまさん』の話はこうよ。昔、ある女性が線路に転落して、列車に轢かれてしまった。そして上半身と下半身が切り離されてしまった……っていう事故が元なの」 レイジ「ひえっ……。それで、その女性が幽霊になって出てくるってこと?」 ミヤコ「そう。彼女の霊は、夜な夜な下半身を探して彷徨っていて、“足を返せ”って言いながら人を襲うって言われてる。しかもね、“トイレ”とか“鏡”とか“学校の階段”みたいな、人がひとりになる場所に現れることが多いの」 ハルカ「出た、学校怪談あるある!あと、変な質問されて、間違えるとやばいやつでしょ?」 ミヤコ「そのとおり。“カシマさん”に出会ったら、“私の名前を知っているか”って聞かれるの。ここで間違えると、命を奪われるって言われてる」 レイジ「え、じゃあ正解言えればセーフってこと?」 ミヤコ「いちおう、ね。“カ・シ・マ・レ・イ・コ”ってフルネームで正しく答えられれば助かるって話になってるの。ちなみに“カ”は“仮面”、 “シ”は“死”、 “マ”は“魔”、 “レ”は“霊”、 “イ”は“異形”、 “コ”は“孤独”っていう、ちょっと無理やりな解釈もあるけど、都市伝説だからバリ...

【都】都市伝説:猿夢

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猿夢──終わらない悪夢の正体 レイジ 「なあ……“猿夢”って知ってる? 昨日さ、ちょっと興味本位で怖い話のまとめサイトみたいなの覗いてみたんだけど……そしたらそれがトップに載ってたんだよ。しかも、めっちゃ怖くてさ……」 ハルカ 「あたしも知ってるよ! 猿の着ぐるみが出てくる夢の話でしょ? 夢の中で電車に乗せられて、目の前で人が次々に“処刑”されるやつ!」 レイジ 「そう、それ! めちゃくちゃグロいし、意味もわからないし、怖すぎて夜眠れなかった……」 ミヤコ 「ふふ。猿夢は都市伝説の中でも、“夢”というテーマを使った心理的恐怖が強い話ね。じゃあ、今日はその猿夢について徹底的に話してみようかしら」 猿夢とは?──語られる内容の全貌 ハルカ 「猿夢の話って、もともとは『2ちゃんねる』で投稿されたんだよね。投稿者は“本当に見た夢”って言っててさ、それがもう、めちゃくちゃ怖いの」 レイジ 「どんな内容だったっけ? なんか断片的にしか覚えてない……」 ミヤコ 「話の内容はこうよ。語り手は“夢”の中で見知らぬ場所のホームに立っていて、電車に乗せられるの。その中にいるのが“猿の着ぐるみ”を着た車掌。電車は一両ずつ進んでいくんだけど、各車両に“処刑装置”があって、乗客が次々に殺されていく……という夢なの」 ハルカ 「最初の車両は“潰しの部屋”。乗客が天井と床でプレスされて……次が“焼きの部屋”、その次が“切り裂きの部屋”とかで、どんどん残酷になるのよ」 レイジ 「うわああ……グロすぎて想像が追い付かない……!」 ミヤコ 「最終的に、夢の中の“自分”が次に殺される番になるんだけど……そこで目が覚めるのよ。でも、次に寝たとき、“その続きを見る”という構成が特徴なの」 ハルカ 「そう! しかも夢の続きを見てしまって、最終的には本当に“夢の中で殺されて”……ってところで、語り手の投稿が終わってるの」 猿夢の何が怖いのか──夢の構造がもたらす不安感 レイジ 「いやさ、なんでそんな話が流行るの? グロいし、寝れなくなるし、なんであんなに有名なんだよ……」 ミヤコ 「猿夢が有名なのは、夢という“現実との曖昧な境界”を使ってるからじゃないかしら。現実か夢かわからない不安定さが、人間の本能的な恐怖を刺激するのよ」 ハルカ 「たしかに夢って、コントロールできない...